
これは、風水をモチーフにした
癒しの絵本シリーズ
風水の知恵がほんのり香る、
うさぎのこまちちゃんと仲間たちの物語をお楽しみください♪
「こまちちゃんの風水日記」第二十一話です♪
Contents
秋の森に、恋の風がふいて

やさしの森にも秋の風が吹きはじめ、
木々の葉っぱが少しずつ
赤や黄色に染まってきました。
白うさぎのこまちちゃんは、
リスのくるみちゃんと
森の小道を歩いていました。
 
もみじの葉が教えてくれた恋まじない

ふと見上げると、
ひとひらの赤いもみじが
くるりと舞い落ちてきます。
そのもみじをそっと受けとめました。
と、こまちちゃん。
赤色のパワーが持つ“情熱”と“勇気”
風水では“赤”は情熱と行動のエネルギーを表す色。
秋の自然の赤は、
心の奥にある想いを温めて、
恋を動かす力があるといわれています。
東南の風が運ぶ、恋のチャンス

「ねえこまちちゃん、恋の風ってどっちから吹くの?」
とくるみちゃん。
 
「それはね、“東南の風”なんだよ。
やさしい春風の方角だけど、
秋でも東南に赤いものを置くと恋のご縁を呼びこめるんだ」
 
東南の方角が恋愛運の鍵
おうちの東南に赤やピンクの小物を飾ると、恋のチャンスを引き寄せやすくなるよ。
 
小さなリボンでも、もみじの葉でもOK。
小さなアクションで運気を流す

くるみちゃんは拾ったもみじの葉をハート形のまま小瓶に入れました。
 
「好きな人の笑顔を思い出しながら願うの。……これでいいかな?」
 
こまちちゃんは微笑みながらうなずきました。
「うん、きっとその想いは風に乗って届くよ。」
願いを込める3ステップ
- もみじの葉を見つけたら「ありがとう」と声をかける
- 両手でハートをつくりながら願いをそっと唱える
- 東南の窓辺に1日飾って、翌朝風にかえす
恋の波動がひらく夜

その夜、やさしの森の空は満月でした。
赤いもみじが月明かりに照らされて、
ハートの影を落としています。
くるみちゃんの胸の中で、
ぽっと小さな灯がともりました。 
——まだ知らない未来に、きっと誰かが待っている。
こまちちゃんの秋の風水メモ

- 恋愛運アップには「赤色」「東南」「自然の葉っぱ」
- もみじや花びらを飾ると心も明るく整う
- 思いやりの言葉は最高の恋まじないになる
Q:もみじの葉がハートに見えなかったら?
A:大丈夫。形じゃなくて“気持ち”が大切なんだよ。
ありがとうの言葉を添えれば、それだけで恋の風が動き出すからね。
🍁秋の森のように、あなたの恋もあたたかく色づきますように🍁
そっと運気アップするように。
🐰次回予告🐰
こまちちゃんの風水日記は、毎週金曜日に新作をお届けしています。
次回、
【第二十二話:こまちちゃんと もみじ色のマフラー】
お届けします♪
お楽しみにしてくださいね♪
― こまちちゃんより🐇




 
           
                     
                     
                     
                    
 
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                        
