
こまちちゃんの優しさの根を育てた絵本シリーズ第一作
令和8年は、干支でいうと午年。
動きが生まれ、流れが前へ進みやすい年だと言われています。
けれど、速く走ることだけが「前に進む」ことではありません。
今年の気は、自分の歩幅を知り、足元を確かめながら進む人を、
静かに後押ししてくれる年でもあります。
やさしの森に、新しい年の朝がやってきました。
空気は澄んで、光はやわらかく、森の中は静かに息を整えているようです。
こまちちゃんは、森の小道で一頭のお馬さんに出会いました。
やさしい目をしたロバさんです。

ロバさんは、急ぐ様子もなく、立ち止まることもなく、
ただ一歩ずつ、地面を確かめるように歩いていました。
その姿を見て、こまちちゃんは思いました。
「今年は、こんなふうに始まるんだ」
――令和8年、最初の風水日記。
今日は、ゆっくり歩くお馬(ロバ)さんのお話です。
Contents
やさしの森に流れる、年明けの気

年のはじめの空気は、少し特別です。
にぎやかさよりも、静けさが前に出る朝。
風水では、この「最初の気」をどう迎えるかが、
その年の流れを左右すると言われています。
ゆっくり歩くお馬(ロバ)さん

ロバさんは、急がず、迷わず、止まりません。
一歩ずつ、土を踏みしめるように歩いていました。
それは、怠けているのでも、遅れているのでもなく、
「歩くことを大切にしている」姿でした。
こまちちゃんが感じたこと

こまちちゃんは、ロバさんの歩き方を見て、
自分の胸の奥が、すうっと静かになるのを感じました。
早く進まなくてもいい。
整えながら進めばいい。
令和8年は「歩いた分だけ実る年」

今年の気は、積み重ねと継続にあります。
一度に大きく変えようとしなくても、
毎日の小さな整えが、確かな実りになります。
年のはじめに整えたい、身近な場所

- 玄関のたたきと靴
- 机の上、引き出しの中
- よく使うバッグやお財布
どれも「よく歩く場所」「よく触れるもの」。
足元から整えることが、今年の運を支えてくれます。
おわりに 〜その足音を、覚えておく〜

ロバさんの足音は、大きくもなく、速くもありません。
けれど、確かに前へ進んでいます。
今年、迷ったときは思い出してみてください。
ゆっくりでも、ちゃんと進んでいるということを。
Q. 年明けから何か始めたほうがいいですか?
A. 無理に始めなくて大丈夫です。まずは、毎日使う場所を整えること。それが今年の一歩になります。
Q. ゆっくりだと、出遅れませんか?
A. ゆっくりでも、止まらなければ大丈夫。歩いた分だけ、ちゃんと前に進いています。
Q. 何から整えるのがおすすめ?
A. 玄関と足元。靴をそろえるだけでも、気の流れは変わります。
こまちちゃんより
「今年は、他者と比べるのではなく
自分の歩幅を、大切にしていこうね」
丙午の年に、ひとつだけ心がけたいこと

2026年は、丙午(ひのえうま)の年。
空のいちばん高いところで、太陽が明るく輝く年だといわれます。
気持ちが前向きになったり、頭が冴えたり、感受性が豊かになる一方で、
火の力が強くなりすぎると、
ささいなことでイラッとしたり、心がカッとなりやすくなることも。
そんな年に意識したいのが、「イライラは、水に流す」ということ。
燃えすぎた火をやさしく鎮めるのは、水の力。
毎日の入浴やシャワーはもちろん、
時間があるときには、海や川、温泉に身をゆだねて、
心にたまったものを洗い流してみてください。
また、キッチンや洗面所、浴室やトイレなど、
家の中の水場をきれいに保つことも大切です。
とくに蛇口まわり。
吐水口が清らかであれば、流れる水も澄み、
それを使う人の気持ちも、自然と整いやすくなります。
この年の開運のヒント

丙午は、天空のいちばん高い場所で太陽が輝く年。
誰かと比べるためではなく、
自分の役目を果たすために、そこに在る光です。
このお話が、そんな一年のはじまりになりますように。
こまちちゃんの風水日記は、毎週金曜日に新作をお届けしています。
お楽しみにしてくださいね♪
― こまちちゃんより🐇





