
「最近なんだか眠れなくて…」そんな夜ってありますよね。
じっと目を閉じていても、心だけがざわざわしてしまう――そんなとき、枕の向きを少し変えるだけで、すっと体が落ち着くことがあります。
今回は、めいたくんが“眠れない夜”を乗りこえたお話。
北の方位がもつ〈安心・健康〉の力をどう受け取ったのか、物語を通してやさしく解説していきます。
読むだけで心がゆるみ、
気の流れがそっと整っていく
そんな“やさしい風水”をモチーフにした
こまちちゃんと仲間たちのお話です♪
「こまちちゃんの風水日記」第二十四話です♪
今回のお話は「めいたくんがやさしの森へ引っ越してきた頃」の小さな出来事。
眠れない夜にそっと役立つ、風水の“まくら術”がテーマです。
Contents
やさしの森カフェでのひととき

こまちちゃんとめいたくんは
やさしの森のカフェでお茶を楽しんでいました。

めいたくん、最近はもう毎日ぐっすり眠れてる?

うん、もう朝までぐっすりだよ。

よかった。枕の向きがあってたんだね

うん、こまちちゃんのおかげだよ。
あのときはありがとうね。
そして──
「実は、めいたくんが引っ越したばかりの頃、こんなことがありました。」
ある夜のこと

静かな森に、
トコ…トコ…と小さな足音。
眠れなくて困っていためいたくんが、
こまちちゃんの家へやってきたのでした。

こまちちゃん…
最近、ぜんぜん眠れないんだ。
ベッドに入っても、目がさえて眠れなくて…
こまちちゃんは、ふんわり笑って、あたたかいココアを用意しました。

それはつらいね…。
でも、もしかしたら“まくらの向き”を変えるとよく眠れるかもよ♪
まくらの向きを変えるだけで?──意外と知らない“頭の向き”の風水


えっ、まくらの向きってそんなに大事なの?
こまちちゃんは、そっと首をかしげながら言いました。

風水ではね、寝るときの“頭の向き”がとっても大切なの。
頭って“気”の入口なの。
だから、心が休まる方角に頭を向けると心も体も落ち着くんだよ
● 風水の基本
頭は“気”の入口
寝るときにどの方向へ向けるかで、入ってくる気の質が変わる
だから「眠りの質=頭の向き」で大きく左右される
● 眠れないときに向けたい方位
北向き:気が静まり、安心して眠れる
東向き:元気がでる方角。
朝の運気がスムーズに入る(寝起きがラク)
まくらの向きを変えてみたら…

こまちちゃんは、
めいたくんの家まで一緒に行って、
ベッドの位置をちょこっと調整。

枕を北向きにするね。
北は、水の気ももつ、精神を司る方角。
北向きに枕を向けることで、心から落ち着いて安心できるようになってくるんだよ。
とくにめいたくんは、引っ越してきたばかり、知り合いもいなく心細いし、お家にもまだなじんでいないから。心が落ち着かないんだよね。
それに北枕は「頭寒足熱」にもなるよ。
北は一番気温が低い方角、あたまはつめたく、足元はぽかぽかと暖かくすると寝付きもよくなるよ。
北の方位がくれる“安心と健康”の運気
- 心を落ち着かせる「静のエネルギー」
- 深い睡眠をサポート
- 不安・緊張を和らげる
- 疲れが抜けやすくなる
特に疲れがたまっている日や、心がそわそわするときにぴったりの方位です。
まくらの向きを変えためいたくんは…

枕を北向きにして、お布団かぶって…おやすみなさい♪」
…数分後。
めいたくんは、すやすやと穏やかな寝息を立てていました。
そして翌朝…

ポカポカの朝。
めいたくんはニコニコ顔で
こまちちゃんの家にやってきました。
まとめ|眠れない夜は、北のやさしい氣に包まれて
心がざわつく夜は、北の落ち着くエネルギーに身をゆだねてみましょう。
こまちちゃんのように、ふっと力が抜けて深い眠りがやってきます。
- 寝つきの悪さは、まくらの向きで改善できることが多い
- 頭は“気の入口”なので、落ち着く方角に向けよう
- 北向きは安眠に適した方角
- 気が整うと、心のざわざわもゆっくりほどける
- 眠れない夜は、まず「まくらの向き」を見直してみるのが一番早い
あなたの毎日が、
そっと運気アップするように。
まくらを北向きにできないときは、
寝室を眠る1時間前くらいまえから暗く、静かにしておきましょう。
これで北の方位がもつ、静かで暗い環境をつくっておくことで、ぐっすり眠れる寝室作りができますよ♪
🐰次回予告🐰

こまちちゃんの風水日記は、毎週金曜日に新作をお届けしています。
次回、
【第二十五話:こまちちゃんの”玄関みがき”大作戦】
お届けします♪
お楽しみにしてくださいね♪
― こまちちゃんより🐇





