言霊って本当にあるの? “愚痴” や “適当” に隠された日本語の意味とは?こまちちゃん風水日記#47

こまちちゃんの優しさの根を育てた絵本シリーズ第一作

「こまちちゃんの“やさしさの原点”を描いた物語です。
今回のお話で好きになってくれた方は、
ぜひ絵本の世界ものぞいてみてくださいね🐰
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立夏をすぎて、
やさしの森には、
やわらかな風が吹いていました。

 

 

 

草花たちは
朝露をまとい、

 

 

 

小鳥たちは、
ちゅんちゅん楽しそうに
おしゃべりしています。

 

 

 

そんなある日の午後、
白うさぎのこまちちゃんと、
めいたくんは、縁側でお茶を飲んでいました。

 

 

 

「ねぇ、こまちちゃん。

最近、遠くの村では、
“やばい” って言葉がよく使われているんだって」

 

 

 

「たしかに流行ってるって聞いたことがある」

 

 

 

「でもね、
ぼく、なんだか不思議だったんだ。

日本語って、
漢字をよく見ると、
意味が隠れていることがあるでしょう?」

 

 

 

すると奥の部屋から、
こまちちゃんのおばあちゃん、
“よしのおばあちゃん” が、
にこにこしながら出てきました。

 

 

 

言霊とは?|昔の日本人が大切にしていた “ことばの力”

 

昔の人はねぇ、
“言葉には魂が宿る” って考えていたんだよ

 

 

 

ことだま?

 

 

 

そうそう♪
“言霊(ことだま)” っていうんだよ

 

 

やさしい風が、
風鈴をちりん…と鳴らしました。

 

 

 

「だから昔の人は、
言葉をとても大切にしていたんだよ。

縁起の悪い言葉を避けたり、
“ありがとう” を大事にしたりねぇ」

 

 

 

「愚痴」の意味|漢字には、心の状態が隠れている

 

「ねぇ、よしのおばあちゃん。

“愚痴” って、
なんだか不思議な漢字だよね」

 

 

「“愚” は、おろか。
“痴” は、無知、知恵が足りてないこと。

 

 

と捉えて、愚痴ばかり出る時は、自分にまだ学びや視野の足りない部分がある、
まだ知恵が足りてないから、「愚痴だけで終わると、自分がそこで止まってしまう」から
“愚痴” って表したのかもしれないねぇ」

 

 

「だから、
愚痴を言っちゃダメ!
っていうことじゃなくて……

“あれ?
わたし、ちょっとまだ知らないことがあったな。

って、
気づくことが大切なのかもしれないね」

 

 

めいたくんは、
静かにうなずきました。

 

 

 

「適当」「いい加減」は本当は良い意味?|日本語の本来の意味

そのとき、
リスのくるみちゃんが、
ぴょこんと窓から顔を出しました。

 

 

 

くるみちゃん

「ねぇねぇ!
“適当” って、
悪い意味じゃないって本当〜?」

 

 

 

 

「そうなんだよぉ。

“ちょうどよく合っている”
“ほどよい加減”

っていう、
本当は良い意味の言葉なんだ」

 

 

 

「えぇ〜!?
じゃあ “適当にお願い〜” って、
本当は優しい言葉だったの!?」

 

 

 

みんなで、
くすっと笑いました。

 

 

 

言葉は自分が一番聞いている|やさしい言葉が心を整える

夕暮れの空が、
やわらかな桃色に染まっていきます。

 

 

 

ことばはねぇ、
誰かに向かって話していても……

いちばん最初に聞いているのは、
自分自身なんだよ

 

 

 

自分が……?

 

 

 

そうだよぉ。

だから、

“ありがとう”
“うれしい”
“だいじょうぶ”

そんな言葉を増やしていくと、
自分の心にも、
やさしい水が流れていくんだ

 

 

 

小川の水面が、

夕日に照らされて、
きらきら光っています。

 

 

 

水の結晶のおはなし|ありがとうの言葉が持つ力

そういえばね、
昔、お水に “ありがとう” って言葉をかけると、
きれいな結晶になるっていう、
不思議なお話があったのよ

 

 

 

お水も、
ことばを聞いてるのかなぁ

 

 

 

 

 

本当かどうかは、
わからないけれどねぇ。

でも、人の心はきっと、
ちゃんと言葉を聞いているんだろうねぇ

 

 

 

 

 

みんなは、
しばらく静かに、
風の音を聞いていました。

 

 

 

やさしい言葉は、未来の自分に届いていく

帰り道。

森には、
静かな夕暮れの風が吹いていました。

 

 

 

「ぼく、
“ありがとう” って感じることを
もっとたくさん探してみる」

 

 

 

「うん♪

言葉ってね、
小さな “種” みたいなものなの。

毎日どんな言葉を使うかで、
心に咲く花も変わっていくのよ」

 

 

 

こまちちゃんの開運ひとことメモ|風水と言葉の関係

風水では、
「音」や「言葉」も、
空間の “氣” を作る大切な要素と考えられています。

 

 

 

毎日使う言葉は、
お部屋の空気のように、
少しずつ心に広がっていきます。

 

 

 

だからこそ、

「ありがとう」
「うれしい」
「たのしいね」
「だいじょうぶ」

 

 

 

そんな言葉を、
ほんの少し増やしてみるのも、
素敵な開運習慣かもしれません🐰

 

 

 

今日のおはなしを振り返ってみよう♪

✔ 言葉は、自分がいちばん聞いている

 

✔ 日本語の漢字には、昔の人の想いが込められている

 

✔ “愚痴” は、心の疲れに気づくサインかもしれない

 

✔ “適当” は、本当は「ちょうどよい」という意味だった

 

✔ やさしい言葉は、自分の心にもやさしく届いていく

 

 

こまちちゃん風水日記シリーズ

 

 

 

🐰次回予告🐰

次回のこまちちゃんは、
6月6日(土)に1周年記念回を公開します♪

 

 

「来週は、こまちちゃんが生まれて1周年🐰🌸
やさしの森のみんなで、小さなお祝い会を開くようです♪」

 

お楽しみにしてくださいね

 

こまちちゃんより🐇

 

 

 

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