失礼にならないためにも、気をつけておくべきことを知っておかなきゃ。
こういった疑問に答えます。
通夜・告別式に列席するのが、初めてのときは、どんな服装でどんなことをするのか
わからないので不安になりますよね。
失礼にあたらないためにも、最低限のマナーをしっておくとよいと思い、押さえておくポイントを完結にまとめました。
どんな服装で行けばよいの?
黒にまとめるのが無難でしょう。
女性であれば、光沢のないシンプルな黒のワンピースかスーツ、またはアンサンブル。
アクセサリーをするならば、真珠かオニキスのイヤリング、またはネックレス
男性なら、光沢のない黒のスーツかモーニングなどで。
靴やバックも黒の光沢のないもので統一しましょう。
礼服の安物買いは銭と運気を失う
同じ黒が並ぶからこそ、品質の優劣が目立っちゃう。
礼服を新調するとき、あまり着る回数もないし、「安物でいい」と思ってませんか?
それ、だめなんです。
「価格ともののパワーは比例する」と風水では考えます。
特に礼服の場合、同じ黒が並ぶからこそ、黒の深みや素材のよしあしが意外に目立つもの。
「お金がもったいない」とランクをたとえば1万円下げると、服から吸収できるパワーは1万円以上ダウンしてしまいます。
何より、それを着ている本人が自身を持てず、どことなく格下感が漂ってきますよ。
長年の歴史から受け継ぐ技術力と品質にすぐれていて、口コミ評価も高いですよ。
香典の金額?
香典の金額については、特にいくらという決まりはありませんが、
常識的な金額だと、
友人・知人で5千円
親類で一万円が目安
となります。
「お供え」は必要なの?
お供えは控えましょう。
「故人が好きだったので・・・」などといって故人の好物をお供えに持っていく人がいますが、
これは絶対してはいけません。
遺族にしてみれば、より悲しみを募らせることになってしまいます。
とくに家族がそれを知らなかったりしたら、ビックリさせてしまいます。
人の悲しみを募らせるような「環境」をつくらないようにしましょう。
焼香の作法
いざというときに恥を欠かないように覚えておきましょう。
お焼香の回数は宗教によってことなるそうですが、何よりも一番大切なことは、心を込めて行えば1回でもいいです。
亡くなった人に対しては、「今までありがとうございました」と感謝を表し、ご冥福を祈りましょう。
①祭壇の少し手前で遺族に一礼
②正面に一歩進み、遺影を見つめてから一礼
③合掌する(手をあわせる)
④抹香を右手の親指、人差し指、中指でつまむ
⑤つまんだ指先を上に向けて返しながら、目の下あたりまで持ち上げ、目をつぶってしばし念じる
⑥念じ終わったら抹香を香炉(こうろ)に静かに落とす。左手をそえるとよい
⑦合掌する
⑧遺族に一礼
⑨一歩下がり、遺族に一礼
精進落とし
精進落しについては、遺族の慰労の気持ちですから、遠慮せずに席につくことがマナーです。
このときお酒を一杯、いただきましょう。飲めない人でもちょっとだけ口をつけてきましょう。
お酒には清めのパワーがありますから。
「お葬式に行くと運がおちる」などと考えている人も多いようですが、そんなことはありません。
あなたと縁のあった人のことを縁者といいますが、葬式は縁者とのお別れの挨拶の場です。
あの世に行って、子孫を守ってくれる立場となる人に挨拶することは、あなたに運を呼んできてくださいます。
なので、運を落とすようなものではけしてありません。
ただし、お清めの意味でもお酒と塩は必ず使用しましょう。